2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

GIMP2.4のPerspective Clone を使ってみる

GIMP2.4からスタンプツールの機能発展版として[Perspective Clone]が加わりました。日本語で言えばさしずめ遠近効果スタンプ…でしょうか?美術の授業で習った遠近法の線のように、画面上でその設定をすることで遠近に応じた大きさを自動的に割り出してスタ…

GIMP2.4の「Heal」でシワやほうれい線を消す

GIMP2.4の[Heal]ツールはPhotoshopの修復ブラシのようにシワやほうれい線を消せます。しかも不自然さを感じさせない仕上がりが良いです。もちろんスタンプツールよりも簡単です!これくらい修整すると年齢的に10歳以上若返ったようになりますね!Kさんの…

GIMP2.4の「Heal」でニキビ・吹き出物・テカリを消す

GIMP2.2までは顔のニキビや吹き出物をレタッチで消すのは[スタンプ]ツールがもっとも便利に使えるツールでした。GIMP2.4にはさらに操作が簡単な[Heal]ツールが加わりました。Photoshopの修復ブラシのようなものです。おそらくGIMPでも日本語では「修復」…

GIMP2.4の新機能「前景部分選択」を使ってみました

GIMP2.4から新しい領域選択ツール[前景部分選択](Foreground Select)が加わりました。[あいまい選択]ツールと[クイックマスク]を合体させたようなツールです。あらかじめ選択領域の範囲を決めてから領域部分を抽出するので、[あいまい選択]に比べ…

GIMP2.4のインストール

GIMP2.4ではいくつかの新機能が加わって便利になっています。しかしどんな不具合があるのか、とくにプラグインに関してはどうなのか不安な部分もあるので、GIMP2.2と両方使えるようにしておくと安心です。そのためのインストール方法を記します。すでにGIMP2…

GIMP2.4のLens Distortion を使ってみる

建築・不動産関係でよく使われる建物のアオリ撮影。なかなか高価なレンズのため専門に仕事として使っている人やマニアしか持っていないレンズです。Photoshopには普通のレンズで撮影した画像をアオリ撮影したように修正する機能がありますが、GIMPも2.4から…

画像からいらないものを消す

いらないものを画面に入れないということは、上手な写真の条件でもあります。しかし屋外での撮影で目障りなものがあるからといって、おいそれと別の場所に移動したり取除いて撮影することなどできません。せいぜい落ちている空き缶やゴミを掃除できるくらな…

露出不足の写真を部分的に明るくする

露出不足の一部分だけを明るく修正したい場合ってよくあります。この写真もストロボを強制発光させなければならなかったところを、そのままのオートで撮影してしまったものです。今回は画像の中の一部分だけを明るく修整する方法について解説します。 露出不…

露出不足の暗い部分を明るく修正する

なんとなく漫然とシャッターボタンを押してしまったために、肝心の被写体が露出不足になっていることがあります。そのまま全体的に明るく補正してしまうと、せっかくの背景が白く薄くなってしまいます。露出不足になってしまった部分だけを、レイヤーや領域…

失敗した夕焼けの写真を修整する

この写真は北海道の『上ノ国もんじゅ』にて今年の夏に撮影しました。日本海に沈む夕日とハマナスの赤い実が感動的でシャッターを押したのですが、どうも夕焼けがきれいに撮れていませんでした。 夕焼けっぽくならない最大の原因は、デジタルカメラの設定でホ…

GIMPで困ったとき…HELP

ここではGIMPを使っていて操作がわからない、戸惑う、○○ができないなど、初心者がつまづきやすい部分を解説します。日々書き足していきますが、お急ぎの方やリクエストがありましたらメールをください。返信もいたしますし&質問回答をここに載せさせていた…

スタンプの基本操作について

スタンプツールとは、画像の一部分をコピー(ピックアップ)して塗ることのできる絵筆のことです。画像中から不要な部分を消したり、パターンやマチエールの素材作りなどに利用できます。 ツールの解説にあたって右図のような画像を使います。 画像ソースの…

GIMPで風景写真の季節を変える

前回の「『あの緑を再現したい』記憶の中の景色を取り戻す」で使用した初夏の神社の参道を、GIMPを使って季節をがらりと変えてみます。今回はサラっと簡単に! 新緑の風景写真を紅葉の風景に修整する なんとも無茶なことと思われるかもしれませんが、不動産…

『あの緑を再現したい』記憶の中の景色を取り戻す

春から夏にかての植物の緑は、爽快で気持ちの良いものです。ところが写真に撮ると今ひとつきれいに撮影できていないことって多くないですか? 初夏の雨上がりに訪れた神社の参道は、木々の生い茂った若葉が太陽の光を透かして目に染みるほどに緑を鮮やかに感…

目立たせたい部分を強調する方法

先日このブログを読んでくださっている方から初めて質問メールをいただきました。内容は、ある土地の区画に何種類かの花の苗を植えるのをわかりやすく図にしたいが、花を植える区画以外のトーンを落として、区画内に種類ごとに色を変えて薄く塗りつぶしたい…

ブラシの基本操作について

ブラシはツールとして単独で存在するものではありません。[絵筆]や[鉛筆]などの描画ツールの属性を担うものです。属性というとちょっとわかり難いかもしれませんが、筆や鉛筆の「太さ」「形」「濃さ」といったようなものです。この属性を持っているツー…

パスの基本操作について

パスとは経路とか軌道という意味ですが、点と点を通る経路つまり「線」という意味とし解釈できます。ラインと違うのは点が線をコントロールしている点にあります。 GIMPをフォトレタッチだけで使う分にはあまりパス(線を引く)を使用することはありませんが…

GIMPがフリーズしてしまったら

GIMPを使っていると、ごくたまにフリーズすることがあります。GIMPに限らずソフトウェアは、仕様上予期していない操作により動作不良を起こすことがあります。その現象は様々ですが、処理が止まったまま動作しなくなったときは強制終了するしかありません。 …

レイヤーの基本操作について

レイヤーはグラフィックソフトにとってとても便利で重要な機能です。レイヤーウィンドウは[ダイアログ]タブをクリックして表示されるメニューから、[レイヤー]をクリックします。 レイヤーの[モード]に関する記事はこちら→各種モードにおける表示テス…

メニューの基本操作について

このサイトで記述している『[○○]タブをクリックして表示されるメニュー…』の○○とは右図の赤枠の部分を指しています。この他に関しても文章中の説明は、GIMP初心者がすぐわかる、つまりクリックなどのアクションをしないで表示されているボタンやメニューに…

GIMPで手ぶれ写真を修整する

暗い場所や時間帯での撮影や、望遠撮影ではどうしても手ブレを起こしやすくなります。最近のコンパクトデジカメのズームレンズには光学で300ミリ近い望遠までカバーするものが現れました。手持ち撮影の限界をはるかに超えているように感じます。それでなくて…

GIMPでピンぼけ画像を修整する

デジタルカメラ、とくにコンパクトデジカメでは、ぼかしたいときにボケなくて、ボケて欲しくないときにピンぼけになることがあります。ボケボケに写ってしまった画像は救いようがありませんが、『もう少しシャープに写っていれば使える』写真なら、GIMPを使…

各種モードにおける表示テスト

GIMPで絵筆などで色を塗るときや、レイヤーでエフェクトをかける場合に便利に使える[モード]ですが、これにはいろいろな種類があり、どれを使って良いか判断に迷います。どのモードでどんな効果が得られるのか簡単な表示例をここにアップしました。テスト…

きれいな人はもっと美しく、そうでない人も綺麗にする方法

と書くと超〜インチキ臭く聞こえますが、GIMPを使うとある程度それも可能になりそうです。 逆光時の人物撮影での失敗の多くは露出に関するものですが、順光時の失敗はちょっと事情が違います。撮影される人に直接強い光があたるために、肌のデコボコ、つまり…

ニキビ、ソバカス、テカリの肌をきれいに修正する

関連記事:シワやシミの修整方法はこちら→GIMPでレタッチ、女性の肌をより美しくする方法 若い女性の肌はシワやシミは気にならないのですが、ニキビや吹き出物の跡の目立つ人が少なくありません。ニキビや吹き出物の多い女性は、皮脂も多いために『テカリ』…

タイトルを変えました

このサイトのタイトルを『団塊世代に贈るIT活用術』から『みんなのIT活用術』に変更しました。今後ともよろしく御願いします

逆光での撮影で失敗したデジカメ写真を修整する

逆光の撮影時に、バック(背景)が明るく被写体は暗く写ってしまうことがあります。ストロボを発光させたり、露出補正などをしなければならなかったところを、気軽にパチリとシャッターボタンを押してしまうことはよくあることです。気軽さはコンパクトカメ…